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お茶漬け観劇記録

色んなお芝居やイベントに首を突っ込んだりしてます。覚えておきたいこと、忘れたくないことをとりとめもなく置いておく場所。

秦組 vol.7 舞台「And so this is Xmas」 観劇

観劇記録

秦組さんの 舞台「And so this is Xmas」を池袋シアターグリーンBOX in BOX THEATERにて観劇してきました。

 

基本公演情報

秦組 vol.7 舞台「And so this is Xmas」

 

公演期間:9/24~10/23 池袋シアターグリーンBOX in BOX

脚本・演出:秦 建日子

 

cast

辻本祐樹

 

新垣里沙

 

築山万有美・藤原習作・段 文凝(W)・松下 修

滝 佳保子・平山佳延・神木 優・塩出純子・苅羽 悠・徳城慶太

梨木まい(W)・山田愛奈 (W)・森 由月 (W)

 

芹那

 

あらすじ-----------------

首都圏で起こる、残酷で容赦のない爆弾テロ事件。

 

犯人の男から寄せられる「これは戦争です」というメッセージ。

 

普通の主婦やアルバイト暮らしの青年などが、爆弾テロの実行犯役に仕立てられていく恐怖。

 

そんな中、プログラマーの須永基樹は、爆弾テロの犯人が、10年前に失踪した

自分の実の親ではないかと疑い始めるのだが……

引用元:Ask公式サイト

 

一ヶ月のロングラン公演、アンフェアの秦さんの座組、ストレートのサスペンスということでもう気になりすぎて観てきました!

結論から言うとめっちゃ楽しかった!自分の肌に合う作品だった。

当日券でふらーと行ったら満員でまさかのミラクル席に通されてなんか申し訳ないと思うと同時に、すごい臨場感のある体験ができました。

ありがとう多分もうこの先あんな体験なかなかないです。

 

そしてお話の内容に関してはネタバレになる部分が多いので、あまり詳しくは書きません。

まだまだ公演は続きますので、ぜひ観に行ってみてください!

 

 

▼スピーディな台詞回し

 実はこの公演を観る直前に、秦さんの2014年の作品「くるくると死と嫉妬」をDVDで見て予習。

そのときも思ったけど長台詞の応酬がすごくスピーディで、説明口調で下手したらダレてしまうような展開も小説を読んでいるかのように頭のなかに流れ込んでくる。

私は◯◯して◯◯だと思ったので◯◯◯をした。みたいなセリフがすごく多くて。

いやいやこれ普通の舞台だったら絶対説明乙で終わるよなぁと思いつつ、そう感じないのがすごいなって。

あと純粋に役者さんたちが皆さん素晴らしいです。

あの早口長台詞なのにちゃんと言葉が意味を持って耳に入ってくるから。

見ている途中これは一度じゃわかんないかなぁ…と思ったこともあったけど、最後はかっちりピースがハマって一度でも十分な満足感。

二度三度みれば、この人はこの時何を思ってどう行動しているみたいなのが想像できるのできっと更に面白い。

そんな舞台です。

 

 

▼現実とファンタジーが入り交じる世界観

リアリティの強い作品なんですが、そこに盛り込まれるファンタジー?夢想的な世界観もまた魅力的だなぁと。

 途中途中挟まれるその世界が、現実の回想なのか、夢なのか、死後の世界なのか…それとも誰かが作り出した世界なのか。

まぁはっきりとした答えはわからないんですけど(笑)

自分の中ではこれかな、と思うものができているのでそれでいいかなぁって。

観客に委ねる部分と、そうでない部分の塩梅もちょうどよくて好きだなぁと思います。

 

 

▼テーマは反戦?と思いきや

東京で起こる凄惨なテロ事件、ということで反戦などの類が大テーマかな、と思っていたのですが、個人的にはどちらかと言うと愛のお話だったのかなぁと感じました。

もちろん反戦テーマもあると思いますが!

誰が誰をどう愛して、憎んだり憎まれたり恨んだり。

愛してる人を守るために鬼になったり。

そこかしこに散らばる色んな方向への愛の矢印を探すのが楽しかった。

家族の愛、夫婦の愛、恋人同士の愛、片思い、友達…。

私は家族愛に弱いのでここでぐぐ~~っと来たんですが、多分見ている人が置かれている環境によって感じるとこや思うことが違うんじゃないかな、と。

 

 

▼小劇場はいいね

内容全然関係ないかもですが、あの規模の会場でこの作品見れてよかったなーって。

会場を動き回る演出も、段から落ちたり登ったりする演出も、おっきいとこだとなんか本格的なアクションとかになっちゃったり、移動距離が長くてダレちゃったりとかしそうだなと思ったので。

あとなんだかんだ生声が好きですね!

大きな劇場の大きな演目は豪華で緻密で大好きだけど、小劇場の狭くて息苦しい場所で、更に重くて息の詰まる作品を観るのが本当に好き。

ただ補助席でパイプ椅子だったから終盤めちゃくちゃお尻痛くて集中切れてしまったのだけ反省(笑)

やっぱちゃんとチケットは取るべきですね!とはいえ当日券でフラっと入れる舞台があるのも良いこと。

なかなか難しい~。

 

 

▼公演は10月23日まで!

内容に触れないとこの程度の感想しか述べられなくてごめんなさいって感じなのですが…!!

ロングラン公演はまだはじまったばかり、月の子供 the Musicalとの同時公演中なので、スケジュールは要確認でο^-^ο

And so this is Xmas 月の子供〜the Musical〜詳細情報

 

 

▼まとめ

主演の辻本くんが好きで、この公演自体知ったんですが、ちゃんと行ってよかった。

くるくると死と嫉妬もそうなんだけど、あとから映像で見ても絶対に「あぁこの時この場所にいたかった…」って思う作品だっただろうなって思います。

辻本くんの狂気的な演技すごーく好きで、今回も感情の起伏が直前までわからない良い人そうな顔からそんな言葉を…みたいな感じで更に好きな役者さんになりました!

それから、くるくる~で気になるなと思っていた築山さん。

こんな間近で見られるとは…ってなりましたがやっぱり素敵な女優さんでした。

淡々としたお芝居なのに腹の底に抱えたものの重さを感じるし、ラストシーンもすごく良い(内容に触れるから言えない)

 

DVDにもなるようですが、劇場で見られる時間がある方ははぜひ劇場で。

DVDで100回見ても、劇場で観る1回には遠く及びません。

今観れるもの観ていきたいなぁと改めて感じました。